オートロックで鍵を忘れて締め出された際、同居人もおらず、管理人さんも不在…そんな八方塞がりな状況で思いつくのが、「他の居住者が出入りするタイミングで一緒に入らせてもらう」という方法です。しかし、この方法は細心の注意を払って行う必要があります。まず、オートロックは不審者の侵入を防ぐための設備であるということを常に念頭に置かなければなりません。他の居住者から見れば、エントランスで待ち構えているあなたは、事情を知らない限り不審者に見えてしまう可能性があります。そのため、誰かが近づいてきたら、慌てずに、しかし速やかに声をかけ、状況を丁寧に説明しましょう。「すみません、鍵を部屋に忘れてしまい、オートロックが開けられなくて困っています。もしよろしければ、一緒に入らせていただけないでしょうか」といった具合です。この時、相手に威圧感を与えないよう、柔らかな物腰で、申し訳なさそうな態度を示すことが重要です。相手が怪訝な顔をしたり、ためらったりするようであれば、無理強いは絶対に禁物です。「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と潔く諦め、次の機会を待つか、別の方法を考えましょう。もし、親切な方が「いいですよ」と言ってくれた場合でも、感謝の言葉を述べ、速やかにエントランスを通過するようにします。長々と話し込んだり、馴れ馴れしい態度を取ったりするのは控えましょう。また、この方法を何度も繰り返していると、他の居住者から不審に思われたり、マンションのセキュリティ意識が低いと見なされたりする可能性があります。あくまで緊急時の最終手段の一つと考え、基本的には鍵を忘れないようにすることが大前提です。他の居住者の善意に頼る方法は、相手への配慮と節度が不可欠であることを肝に銘じておきましょう。